19日 3月 2021
2020年度、10名の卒業生が新しい道に進みます。7名は大学院(1名は別の大学に)に進みます。研究を思う存分楽しんで、壁をぶっ壊して下さい。2名は民間企業へ、1名は農場の職員になります。皆さん、進む道はそれぞれですが、社会的な責任を背負っていくことは間違いありません。ゆっくりで良いです。慌てずに新しい世界に浸っていって下さい。誇りです。研究室に来てくれてありがとう!また、遊びに来て下さい。

イベント · 20日 10月 2020
研究室ではイチゴの研究をスタートさせました。これは研究というよりは技術を習得するためのものです。ですから、ベンチの組み上げからすべて学生たちと行いました。きちんとした栽培管理はアイデアを生み出します。期待しています!!

イベント · 08日 3月 2020
タマネギは消費量の非常に多い野菜であり、日本でも多くの料理に利用されます。世界中で腎臓病の患者数は年々増えており、日本でも国民病とも言える状況にあります。現在、患者さんも安心して食べることができる低カリウム含量の野菜の生産が注目されています。このような、野菜の中の特定の成分含量をコントロールするには養液栽培が最適な方法です。多くの人が安心して食を楽しむことができるように、作物を生産するのは園芸学の重要な任務です。そこで、タマネギの養分吸収パターンを調査し、そのパターンに基づき養分施与方法を決定しました。すでに、日本には数名の研究者たちがこの任務について先進的な研究を行なっています。私たちの結果は決して新しいものではありませんでしたが、消費量の大きいタマネギについての知見を得たこと、また、ソース器官とシンク器官がはっきりとしている品目を扱った点で、有用なデータではないかと思います。この重要な課題については、他の研究者たちの論文を含めて読んでみると良いと思います。 掲載:Scientia Horticulturae ”Production of low-potassium onions based on mineral absorption patterns during growth and development”

イベント · 26日 10月 2019
2回生のガーデニング演習で「有効な中庭の使い方」というタイトルで、各グループに分かれてKJ法を実践しました。KJ法は川喜田氏が開発した情報の整理法であり、アイデアを出すときの基本とされます。普段、私たちは頭の中でKJ法をやりながらアイデアを出しているのだと思いますが、まずはKJを実践しながら体験してもらうことを目的にしました。結構盛り上がりました。とてもできそうにはないものの、斬新なアイデアもあれば、実現可能で皆が納得するアイデアもありました。学生諸君には、KJを実践しながら、自分に適した勉強方法や、就活などにも活かして欲しいと思います。

イベント · 04日 7月 2019
現在、我が国のバラの栽培は化学農薬の過剰散布の上に成り立っています。健康への被害や環境への被害が懸念されます。...

05日 6月 2019
 研究室のメンバーのうち都合のつかなかった2名を除く8名が湯浅農場での実習に参加しています。農場長の重岡先生はじめ農場の先生方、技術職員の方々、事務の方々総出で学生の指導に当たって下さっています。今日はウメの選別、出荷調整を行っていました。広大なカンキツ園でも作業が続きます。暑いですが、しっかり水分補給してみんな頑張れ!...

26日 5月 2019
 以前に鉢花農家に行ったとき、底面給水だけで育てるより、たまには上から水やりをすると良い、と言われました。そのとき以来、水やりを上からすべきか、下からすべきか、について長く疑問を持ってきました。もし農家さんの行っていることが本当なら、色々な原因を考えなければなりません。...

イベント · 22日 5月 2019
私たちの研究室は姫路市と共同研究をしています。完全ウイルスフリー苗の供給による、新規機能性作物の育成の研究の一環です。今日は、一緒に研究を進めている香寺ハーブガーデンに研究室で行ってきました。学生実験を利用した見学旅行です。現地で、無農薬で栽培されたカモミールを収穫しました。収穫後、香寺ハーブガーデンが経営する農家レストランで、カモミールティーとタマネギパン、ジャガイモパンをご馳走になりました。単に売るためではなく、強い信念があって起業され、商品を開発している社長の話は迫力があり、胸を打つものでした。作物を通じて人を幸せにすることができる、するのが私たちの使命と改めて感じ、明日からのエネルギーになったことと思います。 以下、3回生諸君からの感想です。 ・一つずつ手で収穫するのが大変。一本のカモミールウォーターを作るのに手間がかかることを痛感した。 ・工夫して作られたパンがとても美味しかった。幸せな味です。 ・人のことを考え、いろいろな問題に向き合って仕事をされているのが素敵だと思った。 ・単にお金を稼ぐためにやっているのではないところが素晴らしい、と思った。 ・社長の画期的なアイデアや廃校になっている幼稚園や小学校を使うアイデアが勉強になった。 ・カモミールの収穫を素晴らしい環境の下で行うことで心癒された ・ハーブという作物がを過疎化の問題までを解決する糸口になるところがすごい。次は、小学校を利用した工場の見学もしたい。 ・村では住民の信頼を得て定着するのは大変だろうと思った。熱い思いを感じた。0.1%のピンポイントで役に立つものを作ろうという考えが素晴らしい。 ・社会的な問題の解決と経営を両立されている点に驚く。 ・研究に携わる者もしっかりしなければ。 ・アイデアは座学では生まれない、やはり単純作業を体験してみる重要性が分かった。 ・実学の近大、私たちも頑張ろう。

イベント · 11日 4月 2019
ナットーファームの会長、ネオアグリアースの社長さん、社員さん、アールココの社員さん、花卉園芸学の学生、農業経済の学生、皆さんに手伝っていただき、180本のバラを近大バラハウス2号棟に植えつけました。バラを使った新しい商品開発に向け、データを出していきます。頑張りましょう。

15日 3月 2019
 本日は近畿大学農学部、大学院農学研究科の卒業・修了式でした。細井学長、江口学部長の話はとても良い話でした。林学科長の話も非常にしみるものでした。さて、植物・人間関係学(花卉園芸学研究室と統合)の修士4名が修了しました。大手食品原料メーカー、地方上級公務員、新進気鋭の植物工場、そしてドクターコース進学と多様な進路を選んだ皆さん。未来が楽しみです。頑張ってください。心から応援しています。(一人インフルエンザで欠席、残念です。)  私は1年間、彼らが頑張っている姿を見てきました。朝早くから、夜遅くまで実験をしたり、本を読んだり、本気で議論したりと。君たちは絶対に幸せになります!元気でまた研究室に遊びに来て下さいね。  残るは論文投稿です。彼らならやります。

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