知覚・認知・行動サイクルを意識した新しい園芸福祉技術の開発 

花はプレゼント、趣味、イベントでの利用のほかに植栽用作物として利用されます。道路わきや公園での植栽が良い例です。植物を植栽し、観賞することで心が癒され、健康にプラスの効果が期待されます。園芸福祉は花卉園芸の一つの大きな出口であると言えるでしょう。どのように人に知覚させ、行動(園芸作業)を起こさせるかについて心理学的手法、脳科学的手法を交えながら研究を進めます。この研究には各分野の専門家のサポートがあります。本研究は植物・人間関係学との共同で行います。


オーガニックフラワーの作出技術の開発

切り花を無農薬で栽培する、というと「なぜ?」という答えが返ってきます。これは消費者のことだけを考えているからです。花を生産する過程で、生産者は自らの健康にして切り花を作ってくれています。また、農薬のまきすぎは環境の破壊にもつながります。病気が発生する、または昆虫が集まってくる切り花とはどんなものでしょうか?まずは科学的に病気が出やすい栽培環境を明らかにして、オーガニックフラワーの作出技術の開発を行います。